離乳食体験記~離乳食が完了したら大人と同じ??~

離乳食体験記~離乳食が完了したら大人と同じ??~

今回は、離乳食が完了した後のお話です。

【離乳食の完了】

最初は形のない状態から始まった離乳食も、1歳頃にはバナナ位のかたさなら噛めるようになります。
奥歯が生えてくるお子さんが増えるのも、この時期です。
上記のような条件が整ってきたら、いよいよ最終段階。
歯や舌を使い、唾液と食べ物を混ぜながら噛み砕く(咀嚼)練習です。
かたさの目安は柔らかめのハンバーグ位。
1歳3ヶ月~6ヶ月位になると咀嚼も少しずつ慣れてくるので、様子を見ながら幼児食へと移行していきます。

【幼児食とは】

幼児食は「体作りに必要な栄養を摂る」「様々な味や食感を知り、味覚や咀嚼力を育てる」「食べる楽しさや食事のマナーを知る」といった役割があり、離乳食が完了する1歳6ヶ月位~小学校入学前位の子どもが摂る食事を指します。
多感な時期の様々な経験が、生涯を通した食生活の基盤を作ります
離乳食が完了しても、食べ物のかたさや味付けを大人と同じには出来ません。
咀嚼に慣れてきたとはいえ、乳歯が生え揃うまでにはまだ時間がかかります。
噛む事は顎だけでなく、脳の発達にもかかわります
いきなりかたい物を食べる事は出来ませんが、段階を経て徐々に噛む事に慣れていきましょう。


【3ステップ&5ポイント】

幼児食は幅広い年齢の子ども達が該当するので、味付け・調理法等が多岐にわたります。
ステップアップの目安時期と5つのポイントをまとめてみました。

<3ステップ>
ステップ①(1歳~1歳6ヶ月)
幼児食の始まりはだいたい1歳6ヶ月位~ですが、ステップ①は1歳頃の離乳食完了期~幼児食への移行と同時に、ママも準備をする時期としましょう。

ステップ②(1歳6ヶ月~2歳)
いよいよ幼児食スタート。
奥歯がしっかり生えたら、今までより食材を少しかためにしてみましょう。
慣れてきたら薄切り肉等を短く切って与えてみてもいいですね。

ステップ③(3~5歳)
幼児食も最終段階です。
この頃になると、普通のお箸に挑戦する子どもも出て来ます。
食材としては根菜やキノコ・海藻など、少しかたい物も積極的に取り入れて、噛む力を養いましょう。

<5ポイント>
☆生活リズムを整えて、決まった時間に食事をしよう
お腹が「空いた」や「いっぱい」というメリハリを覚えるとしっかり食べられるようになっていきます。

☆マナーのお手本は大人が示し、笑顔のある楽しい食事時間を共有しよう
あまりカリカリせず、パパやママが楽しくお手本を見せる事で、自然とマナーも身に付きます。

☆食事のバランスは1週間を目安にし、ムラ食い、遊び食べを乗り切ろう
まだまだ遊びと食事の区別が付きづらい時期です。
食事バランスは気になりますが、全ての食事時間にキッチリやろうとせず、全体を通して食べて欲しい野菜等を分散させてみましょう。

☆子ども目線で食べやすい環境を整えよう
自分で色々やりたい時期です。
汚れても大丈夫な環境作りやお子さんの使う食器等が「その子に合っているか」等を再度確認してみましょう。

☆食べない子には一工夫!お皿や盛り付けで興味を持たせよう
「食器がお気に入りのキャラクター」、「盛り付けがかわいい」、「パパやママと同じ」といった事で子ども達のテンションが上がる事もあります。
また、一緒に作ったりするのも効果的です。

離乳食に比べ、幼児食という言葉はまだまだ浸透していないかもしれませんが、パパやママと同じ食事を摂れるようになるための大切な時期です。
様々な体験をさせてあげる事で、お子さんの味覚や感性も養われます。
子育ても大変な時期ですが、一緒に食事を楽しんで下さいね!

Text by さゆり/食育インストラクター

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