冬至をむかえる準備をしよう!

冬至をむかえる準備をしよう!

今年の冬至は12月22日です。
冬至というと、かぼちゃや柚子湯がすぐに思い浮かぶ方も多いのでは?
このほかにも各地では冬至にちなんだ風習があります。
今回はさまざまな冬至の過ごし方をご紹介したいと思います☆

【冬至とは】

冬至とは、二十四節気のひとつで、12月22日ごろにあたります。
この日、北半球では太陽の高さが1年で最も低くなるため、日照時間が最も短くなります
太陽の位置が1年で最も高くなる夏至(6月21日ごろ)と日照時間を比べると、北海道では約7時間50分、沖縄で約3時間20分もの差があるのです!
北海道と沖縄の差をみると日本が東西に長い島国だということが感じられますね(^^)

【冬至の日の行事食】

●かぼちゃ
冬至にかぼちゃを食べる習慣は江戸時代から始まったとされています。
かぼちゃは長期保存ができるので、冬場に食べられる野菜がほとんど少ない中で貴重な食材のひとつでした。
かぼちゃは収穫してすぐに食べるよりも、貯蔵すると甘みも増しておいしくなり、とても栄養価の高い野菜なので、冬至に食べるにはうってつけです。
風邪などへの抵抗力をつけようとした先人の知恵だといえます。

●「ん」のつく食べ物
冬至には「運」をつけるため、名前に「ん」のつくものを食べる「運盛り(うんもり)」という風習があります。
とくに、南瓜(なんきん)=かぼちゃ、蓮根(れんこん)、人参(にんじん)、銀杏(ぎんなん)、金柑(きんかん)、寒天(かんてん)、饂飩(うんどん)=うどんの7種類は、名前に「ん」が2つずつ含まれることから「冬至の七種(ななくさ)」と言われています。
運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあります。
「う」のつくものを食べて夏を乗りきる「土用の丑の日」と似ていますね!

●冬至粥(とうじがゆ)
小豆(あずき)を入れたお粥のことで、昔から赤い色には邪気を祓う力があるとされており、冬至に食べて厄払いをします。

●こんにゃく
元々こんにゃくはお坊さんの食べる精進料理に使われ広まりました。
昔のお坊さんは冬至の日に1年間たまった煩悩を落とす意味と体内にたまった砂(老廃物)を出す効果をあわせてこんにゃくを食べていました
これが広まり、昔の人は「胃のほうき」「腸の砂おろし」とよび、大晦日や節分、大掃除のあとなどにもこんにゃくを食べました。
こんにゃくは食物繊維が豊富で整腸作用があるため、理にかなった食べ方を経験から知り、昔から食べられていたことに驚きです!

●その他
北海道や東北地方・・・かぼちゃと小豆を煮た「かぼちゃのいとこ煮」
山梨県・・・「ほうとう」
出雲地方・・・「こんにゃく」や「豆腐」
香川県・・・「しっぽくそば」
などなど

【なぜ柚子湯に入るの?】

寿命が長く病気にも強い柚子の木にならって、柚子の風呂に入ることで長生きと病気にならない「無病息災」を祈る風習になったと言われています。
冬が旬の柚子は香りも強く、香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同じです。
また、柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」に通じて縁起もよいため、冬至には柚子となりました。
実際に、柚子湯には、身体をあたため、リラックス効果や肌をしっとりさせる効果も期待できます。
ただし、柚子は肌に刺激があるため、お肌の弱い方やお子様は量を調節するなど、気を付けて入浴してくださいね(^^)/


【悪運をリセットする日?】

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくると考えます。
そこで、冬至のことを陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といい、この日を境に運も上昇するとされています。
また、悪いことが続いても、回復してよい方向に向かう意味もあるのです。
今日で悪運はリセットして、明日からの幸運に向かいましょう!

今回は冬至についてご紹介させていただきましたが、それぞれに経験をもとにした、寒い冬を乗り越えるための先人の知恵がたくさんつまっていることがわかりました!
本当にありがたいですね。
ぜひ、12月22日の冬至には、栄養豊富なかぼちゃを食べて、柚子のお風呂で芯まであたたまり、寒い冬を元気に過ごしましょう(#^^#)

 Text by ナナちゃん/食育インストラクター

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