よく噛む8つの効果「卑弥呼の歯がいーぜ」とは?

ひみこの歯がいーぜとは?

私達が生きていく上で重要なのはやはり食事ですよね☆
そして食べる為に欠かせない器官といえば、『歯』!
厚生労働省文部科学省日本歯科医師会は6月4日~10日を『歯と口の健康週間』として実施しています。
名称の変更はしていますが、実は歴史が古く、約90年前から虫歯予防デ―として行なわれていました!(・o・)

【食事の美味しさと歯は関係してる?】

見た目や香り同様、美味しさを感じる要素の1つとして「よく噛んで口の中で味わう」という事も挙げられます。
平均約20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕く事が出来、味を楽しみながら食べる事が出来るとされています。
これは「8020運動」にも大きく関わっています。

●「8020運動」とは…
大人の歯は、上下合わせて28本あり(親知らずを除く)、80歳になっても自分の歯を20本以上保とうというのを推進し、歯の健康づくりの大切さを呼びかけているものです。
歯は永く付き合っていく大切な器官なので、健康的に保てるよう心掛けたいですね!

【「よく噛んで食べるのが良い」のはなぜ??】

小さい頃、「よく噛んで食べなさい」と親から言われた事のある方も少なくないはず!
沢山噛む事で、どんな効果が得られるのでしょうか?
それは、ずばり…『ひみこのはがいーぜ』!これは日本咀嚼学会が提案する、噛む事の効用を咀嚼回数の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて表したものです。
邪馬台国の女王、卑弥呼の食事は玄米のおこわや乾燥した木の実、干物など硬くて噛み応えのある食材で構成されていました。その為、当時の噛む回数は1食で約4000回とされ、現代人の約6倍と言われています!

『ひ』……肥満防止
よく噛むと、満腹中枢が刺激され食べ過ぎ防止になります。
『み』……味覚の発達
食べ物本来の美味しさを感じる事が出来、味覚が発達します。
『こ』……言葉の発達
噛む事で、顔の筋肉が発達すると、言葉を正しく発音出来るようになり、顔の表情も豊かになります。
『の』……脳の発達
噛む事で、こめかみ付近がよく動き、脳への血流が良くなり、脳の活性化に役立ちます。
『は』……歯の病気を予防
歯の表面が磨かれ、唾液の分泌が良くなり、虫歯や歯周病の予防に繋がります。
『が』……ガンの予防
唾液の成分であるペルオキシダーゼには、食品中の発がん性を抑える働きがあるとされています。
『い』……胃腸の働きを促進
食品を噛み砕いてから飲み込む事で、胃腸への負担が軽くなり、胃腸の働きを正常に保ってくれます。
『ぜ』……全身の体力向上
噛み締める力を育てる事により、全身に力が入り、体力や運動神経の向上、集中力を養う事に繋がります。

「ひと口30回噛む」のが良いと言いますが、皆さんは何回噛んでから飲み込んでいますか?
私も普段の食事でどれくらい噛んでいるかを数えてみると、意外と早く飲み込んでしまっていて、噛む事の大変さを実感しました…(+o+)
現代の食事は柔らかく、噛み応えのない物が多いので噛む回数が減ってしまっているようです。

噛む事は健康への第一歩です!食材や調理法を工夫して、噛む回数を増やしましょう☆

Text by ろい/食育インストラクター

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