手軽な栄養補給食品 海苔の秘密に迫る!!

 手軽な栄養補給食品 海苔の秘密に迫る!!

海苔は日本人にとってとても身近な食品で、おにぎりや手巻きずしには欠かせない存在です。
旨味成分が豊富で、さらに栄養バランスが優れた魅力的な食材です。
今回はこの「海苔」の魅力に迫ります。

【海苔の歴史とは??】

海苔の歴史は長く、飛鳥時代から食用にされていたと考えられています。
現存の最も古い海苔の記述は、奈良時代に編纂された「常陸国風土記」の中にあります。
そこには、霞ケ浦を訪れたヤマトタケルが浜辺一面に海苔が干してある光景に心ひかれたと書かれており、この頃から干した海苔があった事が分かります。
海苔の養殖が始まり、一般に広まったのは、江戸時代初期の頃で、江戸の漁師が将軍家に献上するための魚を取るときに使っていた、「ヒビ」という木の枝を藁でくくったものに海苔が付着する、という事に着目したことが始まりだったと言われています。
その後江戸時代の中頃には、現在のような四角い板海苔が登場し、海苔巻きが庶民の間で流行したそうです。

【海苔の栄養】

海苔はビタミンA・B1・B2・Cなどが豊富に含まれており、皮膚や粘膜を強くするビタミンAはウナギの約3倍といわれています。
また海苔のビタミンCは熱に強く、焼いても壊れにくいのが特徴なので、加熱調理にも向いています
さらに海苔には、人の身体に必要なミネラル類も豊富です。
有害物質を排出し、腸内環境を整えてくれる食物繊維も豊富なので、生活習慣病予防や便秘解消効果にもつながります。
まさに美容と健康の食品といえます。


【海苔の保存法と美味しい焼き方】

海苔を全て使い切れなくて棚に保管したらしけってしまった、なんて経験ありませんか?
海苔は湿気に弱いので、どうしてもこの湿気大国日本ではうまく保存することが難しいですよね。
密閉容器に保管したり、乾燥材を入れたり、皆さん色々工夫して保管していますが、実は一番良い保管場所は冷凍庫なのです!
冷凍庫の中の温度と乾燥具合が海苔にはちょうど良いそうなので、アルミのパックに入れたまま保管するといいでしょう。
また、保管した海苔を使う時には、海苔2枚を中表に重ね、ガサガサしている裏面をまんべんなく、綺麗な緑色になるまで焼くと風味が格段にかわってきます。
焼き上がりは香ばしい香りがしてくるのを目安にしてください。

普段何気なくアクセントに使っている海苔ですが、手軽に栄養が摂れる魅力的な食材だったのです。
今日から食卓に海苔を置いてみてはいかがでしょうか??

 Text by りな/食育インストラクター

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