麦とろで健康美人に☆

麦とろで健康美人に☆

ジメジメした日が続くこの時期。
なんだかあまり食欲がわかない…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、ツルッと食べられて栄養満点の麦とろをご紹介します☆

【6月16日は「麦とろ」の日!】

語呂合わせから生まれた記念日ではありますが、それだけではありません。
昔から山芋は「山のウナギ」とも呼ばれるほど栄養価が高く、中でも「麦とろご飯」は、暑い夏を控えた時期に嬉しいメニューなのです。
とろろに使用される「長芋」「大和芋」などの山芋は、昔から「山のウナギ」と呼ばれる程、精がつく食材だと言われています。
生薬では「山薬(サンヤク)」と呼ばれ、漢方では滋養強壮に用いられてきました。
主成分はデンプンですが、デキストリン化といって一部が既に分解している上、消化酵素のアミラーゼを含むので非常に消化が良い食材です。
麦とろとして食べると“とろろ”のアミラーゼが大麦に含まれる栄養素の消化吸収を助けてくれます。
また、とろろのネバネバは「ムチン」という成分で、納豆・オクラ・モロヘイヤなどのネバネバもムチンによるものです。
ムチンは、胃の粘膜を潤して保護する働きや肝臓・腎臓の機能を高める作用もあり、細胞を活性化して老化の防止に役立ちます。
麦ご飯独特の軽い食感がすりおろした芋の粘り気とよく合い、さらっと食べやすいので、食欲のない時にもってこいです!

※山芋はアレルギーの原因食材と考えられており、特定原材料(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)に準ずるものとして表示が推奨されています。
平成20年度の厚生労働省の調査によると、山芋のアレルギー発症は全体の0.6%を占めています。
喉がイガイガする・痒いなど、体に異変を感じる場合はお召し上がりにならないよう、お願いします。


【麦ご飯の栄養価】

お米は日本人の主食として栄養的にも大変優れている食品ですが、麦(大麦)はそれを上回る栄養価を持っています。
糖質はお米よりもやや少なく、カルシウムは3倍、カリウムは2倍、食物繊維は17倍も含んでいます。
普段食べるお米に大麦を混ぜるだけで、栄養バランスが簡単にアップします。
特に食物繊維は「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の両方がバランスよく含まれ、食後の血糖値上昇を抑える、血中コレステロールを低下させるなどの効果が近年の研究で明らかになっています。
白米をそのまま食べると食後の血糖値が上がりやすいのが気になりますが、大麦を混ぜる事で食物繊維が増え、血糖値の上昇を抑えます。
白米と大麦を9対1くらいの割合でブレンドして通常通り炊けば、麦の匂いも気にならず、つるつるした食感が楽しい麦ご飯になります。

麦とろはシンプルに出汁で伸ばしたものも美味しいですが、明太子や海苔の佃煮などを混ぜ込んでも美味しく頂けます。
その他にも、梅やたくあん、トマトやアボカドなどのトッピングをしても味や食感の変化がついて面白いですよ!
バリエーションが豊富で、健康的な麦とろご飯。
夏に備えて、「麦とろご飯」で体力をつけましょう!

 Text by ろい/食育インストラクター

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