ミカンの薄皮や筋・・・食べないなんてもったいない!?

ミカンの薄皮や筋・・・食べないなんてもったいない!

今はコタツをおいている家庭も少なくなりましたが、冬といえばコタツでみかんが定番ですね。
ところで、皆さんはみかんを食べる時に実のまわりの薄皮や筋は取る派ですか?それともそのまま食べる派ですか?
苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、実はあの薄皮や筋にも驚きの栄養が含まれているんですよ!

【みかんとは?】
みかんはインドや中国が原産の果物です。
ミカン科カンキツ属のなかでも皮が柔らかく、簡単にむけるものの総称で、品種によって様々な名前があります。
中でも有名なのは温州みかんでしょうか。
また、みかんは漢字では「蜜柑」と書きますが読んでのごとく、甘い柑橘の事をさします。

【成分】
みかんは抗酸化作用が期待できるビタミンCやE、皮膚や粘膜を保護するカロテンが豊富に含まれる果物です。
また、葉酸やカリウム、食物繊維も含まれているので妊娠を希望される方や、妊娠中の方にもおすすめの果物です。

【薄皮や白い筋】
みかんを食べるのにめんどくさいなと思うのが表面の皮をむいた後の白い筋や薄皮・・・。
私はめんどくさがり屋なのでそのまま食べてしまいますが、口にあたるので筋も薄皮も取り除くという方も多いのではないでしょうか。
確かに口当たりは良くない・・・のですが、あの部分にはとても素敵な効果が期待できる成分が含まれているんです!
その成分はビタミンPと呼ばれています。

【ビタミンP】
あまり馴染のない言葉かもしれませんが、ビタミンPは「ビタミン様物質」の仲間で、ビタミン類と同様に糖質や脂質、たんぱくの質の代謝に重要な関わりを持っています。
ビタミンPは蕎麦に代表されるルチンやヘスペリジンと呼ばれるポリフェノールなどの総称です。
みかんの白い筋や薄皮にはこのヘスペリジンという物質が豊富に含まれています。
ヘスペリジンは血圧を下げる作用や血管収縮作用が期待でき、また毛細血管の壁を保護してくれる効果も期待できるので、血管の老化を予防するのに一役買ってくれます。

普段何気なく食べているみかんですが、筋や中の薄皮を取って食べていた方もたまには取らずに食べてみるのもいいですね。
そのまま食べる事が多いみかんですが、ドレッシングやサラダ、皮ごとジャムにしたり、マフィンの具材などにしても美味しいですよ!
私の知り合いのシェフは冬限定のメニューで「えびとみかんのリゾット」をお店で出していますが、みかんの皮も仕上げに振ってあり、濃厚なリゾットと相性抜群☆
また、昔からある食べ方として、焼きみかん・・・なんてものもあります。
みかんを外側の皮ごと焼き、適度に皮が黒く焼けたらむいて食べるというもの。
まだ試したことがないのですが、噂によるとそのままの時とまた違った甘さがあり、美味しいのだそうです。私もこの冬、挑戦してみようかな・・・。
皆さんもぜひぜひいろんなみかんの食べ方に挑戦してみて下さいね!

Text by さゆり/食育インストラクター

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