実は知らない?火加減のポイント

〈食育まめ知識〉火加減のポイントは?

本やインターネットでレシピを見ていると強火・中火・弱火・とろ火と4種類もの火加減が登場しますが、レシピに「強火」と書かれているのを見て、コンロの火を、MAXの状態にしていませんか?

実はこれ、間違いなのです。最大の火力で調理することで、時間を短縮できそう、火の通りが良くなりそう、と思うかもしれませんが、鍋底からはみ出した火はエネルギーを無駄にしているだけで、鍋底に当たっている炎だけで調理するのと変わりません。

【火加減の定義】
強火は鍋の大きさに合わせて炎がちょうど鍋底全体に当たっている状態のこと!
では中火や弱火はどうでしょう??
「中火」は、炎の先が鍋底につくかつかないかくらいの火加減。
「弱火」は、炎の先が鍋底とコンロの中間くらいの火加減。
「とろ火」は、炎が消えそうで消えないくらいの火加減を指します。

【火加減のポイント】
火加減をうまく使えば、エコになるだけでなく、煮物もおいしく仕上がります。
煮汁が沸騰したら、火加減は弱めの中火~弱火にします。
強火では煮汁がどんどん蒸発して味が濃くなるだけでなく焦げる原因に。
また、煮汁の中で食材が激しく動き、中まで火が通る前に表面が崩れてしまうので煮崩れてしまいます。
さらに忘れたくないのが落しぶた。
落としぶたをすることで、煮汁の蒸発による熱損失を防ぎ、加熱時間が短くてすみます。
食材をおさえて動かなくすることで、煮崩れも防げます。
煮物は冷めるときに味がしみ込みます。
火を止めて鍋を下ろし、30分ほどおいておくと、味がなじんでおいしくなりますよ♪

Text by ざわちゃん/食育インストラクター

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