ダイエットの味方?密かに注目を浴びるジビエ!

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日本では、あまり馴染みのないジビエ。みなさんは食べたことはありますか?
ジビエ(Gibier)とは、フランス語で狩猟によって捕獲したシカやイノシシなど野生の獣や鳥の肉のことをいい、ヨーロッパでは高級食材として人気があります。
秋冬のフランスでは狩猟が解禁され、各地のレストランではこぞってジビエ料理が提供されています。
また、スウェーデンのストックホルムで開催されるノーベル賞受賞者の晩餐会では、メインディッシュに鹿肉が使われることで有名です。
そこで今回は、ジビエの中の鹿肉についてのお話です。

【鹿肉の特徴】
鹿肉は、イノシシなどと同様に野生動物の肉であり、獣肉の一つですので、独特な臭みが気になるところではないでしょうか?
鹿肉は脂質を多く含まないため比較的臭みが少ないのですが、やはり独特な臭みは少なからずあります。
脂質が少ないことから、パサパサしているように感じたり、硬いと感じたりする人も多いようです。
そのため、最近販売されている鹿肉の加工品は、鹿肉の臭みを消したり、臭みを旨みに変える努力がなされているようです。
食感についても、調理法によって改善されています。

【ダイエット食におすすめ】
鹿肉は肉類の中でも特に栄養価が高いと言われ、高たんぱく・低脂質・低カロリーのダイエットに適した食材です。
青魚に多く含まれることで有名で、中性脂肪を減少させる働きがあるDHA(ドコサヘキサエン酸)は肉類にはほとんど含まれていない成分ですが、なんと鹿肉には含まれています。
また、貧血予防に役立つ鉄分や、脂質代謝に関与しているビタミンB2、多価不飽和脂肪酸を多く含み、リノール酸・αリノレン酸も含んでいます。

【環境問題に一役買うってホント?】
昨今、全国各地で鹿が増えたことによる農産物などへの被害が深刻となっています。
そこで農林水産省からの支援を受け、都道府県が鹿の頭数を減らすべく、対策に乗り出しています。
そのひとつが食肉としての資源活用です。
一昔前までは、市場に出回ることも少なく、フレンチやイタリアンなどのレストランや狩猟が行われている地域に行かなければ食べる事ができませんでした。
しかし、最近ではカレーチェーン店やコンビニなどでも使われるようになり、今は限られた地域ではありますが、スーパーの精肉売り場にも並び始めています。

鹿肉は栄養価が高く、健康志向の高まっている現代に適している食材と言えます。
毎日食べるのは難しいですが、鹿肉を使ったご当地グルメを取り入れながらダイエットや健康増進に取り組んでみてはいかがでしょうか。

Text by ざわちゃん/食育インストラクター
Photo by Lobo CC-BY-SA

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