子どもと女性におすすめ、ぶりの栄養!

子どもと女性におすすめ、ぶりの栄養!

今でも「旬」の時期の食材を貴ぶ習慣がありますが、昔は出回りはじめの「走り」、一番食材がとれる時期の「旬」、最後の時期の「名残り」を区別して楽しんでいました。
昔から愛されてきたぶりをよく知って、より美味しくいただきましょう。

【ぶりは各地で昔から愛されてます!】

ぶりはアジ科で日本各地に分布する回遊魚です。
成長すると名前が変わるため、縁起がよい出世魚として食べられてきました。
関東では成長する順にワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ、この他にはツバス、ハマチ、メジロ、ブリなど、各地に呼称があります。
単独の魚でこんなに呼び名が変わる魚は他に例がありません。
また、ハマチとしてぶりの養殖魚を売っているのをお店でよく見かけませんか。
このように日常的に親しまれていることからも、いかに日本人が愛してきたかがよくわかります。

【ぶりの栄養は子どもと女性におすすめ】

ぶりの脂質に含まれるDHA、EPA(IPA)脳を活性化させたり動脈硬化を予防するなどの効果が期待できます。
DHAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすなどして血液をサラサラに保つほか、脳の働きをよくする効果が期待できます。
魚に含まれるDHAは、人の脳や神経の発育や機能を維持するのに大切な役割を果たします。
特に幼児の脳の発達や視力向上には欠かせない成分なので、積極的に摂ることをおすすめします。
さらにぶりに含まれる成分で注目したいのは、ビタミンDが豊富なことです。
カルシウムやリンの吸収を助けて骨を造り、維持するように促す働きをするので、成長期の子どもにはもちろん、骨粗しょう症の予防にもなるので女性も摂りたい栄養です。
また、貧血対策になる鉄も豊富で、血合い部分に多く含まれます。
できるだけ余さずいただきましょう。


【より効果的!?おいしい食べ合わせ】

ねぎに含まれているアリシンには、ぶりのビタミンB1の吸収を高めるので、疲労回復を助けたり、ストレスを緩和する働きが期待できます。
この食べ合わせをいかすには、蒸したぶりにねぎやたまねぎ、人参などの野菜あんをかけていただくのがおすすめです。
また、DHAにビタミンCを組み合わせると血栓ができるのを防ぎ、心筋梗塞対策としても有効です。
いつもの照焼きにゆずの果汁を加えて冬ならではの食べ方を楽しみましょう。
このほか、ブロッコリーと組み合わせるのもおすすめです。
ぶりのビタミンEとブロッコリーのβ‐カロテン、ビタミンCの組み合わせは、免疫力アップが期待できます。
それぞれの時期に、それぞれの美味しさがあります。
ぶりの栄養を効率的にいただき名残りを楽しみましょう。

Text by ゆず/食育インストラクター

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