旬が短い“びわ”を堪能しよう!

旬が短い“びわ”を堪能しよう!

「びわ」はその名の通り、実や葉が楽器の琵琶に似ているところからこの名がついたと言われています。
果汁がたっぷりで酸味が少なく、甘い果実として人気があります。
日本では、西部や南部の暖かい土地に原生し、古くより食されてきました。
今回は、まさに今が旬のびわについてお話しします。

【びわは食べられる部分が少ない??】

いざびわを食べようとすると、真ん中に大きな種があり、食べられる部分が少なかった…と感じた事はありませんか?
では実際に種は果実のどれくらいの割合を占めているのでしょうか?
果実の中で種子が占める割合はおおよそ15%と言われています。
皮は思いのほか多く8~11%、柄などが5%で残りが可食部分です。
日本食品成分分析表によるとびわの果実の廃棄率は30%となっていて、バナナの40%、温室メロンの50%と比べると意外にも廃棄率が低いのが分かります。
びわのように、果実の真ん中に食べられない部分があるとそれを大きく感じるようです。

【びわの注目すべき栄養価】

●β-カロテン、β-クリプトキサンチン
これらは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持やがん予防、アンチエイジングに働きます。

●カリウム
ナトリウムの排泄を促す働きがあり、むくみや高血圧の予防に効果的です。
熱に弱く調理すると失われやすいカリウムですが、そのまま食べる事が出来るびわなら、無駄なくカリウムを摂取することができます。

●クロロゲン酸
ポリフェノールの一種で、皮や種の近くに多く含まれています。
クロロゲン酸は抗酸化作用により、老化やガンの予防に役立つ他、脂肪の蓄積を抑える働きが知られており、近年注目されています。


☆びわのコンポート☆

びわは傷みやすく、繊細な果物です。
そのまま生で食べるのももちろん良いですが、コンポート等にすれば比較的長期間楽しむ事が出来ます。
今回は、火を使わずに作る事が出来るコンポートをご紹介します!

旬が短い“びわ”を堪能しよう!

<材料>
びわ・・2個
A白ワイン・・大さじ1
Aレモン汁・・大さじ1
A砂糖・・大さじ1

<作り方>

  1. Aをよく混ぜ合わせ、電子レンジ加熱が可能な袋に入れておく。
  2. びわは外皮・薄皮・種を取り除き、4等分にカットし、(1)に入れる。
    ※びわは酸化するとすぐに黒く変色してしまうので、切ったらすぐに(1)に漬け込み ましょう。
  3. 袋の口は開けたまま500Wの電子レンジで2分加熱し、シロップが浸透するよう に袋のまま冷ます。

たったこれだけ!
今回は風味をプラスする為に白ワインを使用しましたが、水でも 代用出来ます。
また、砂糖をはちみつに替えても、まろやかなコクのある甘味で美味しく頂けます!

今の時期しか食べる事が出来ない“びわ”。
見かけた際は是非ご賞味ください☆

 Text by ろい/食育インストラクター

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